3年間を思い返してみた@あほくす
まじりみ2019では,2017年に初めてまじりみを開催した会場でのリベンジを果たしたかなと思います。そこで,ちょっと2017年からの思い出とか感想とかをつらつらと垂れ流してみようかと思います。
自己紹介
まず,自己紹介になりますが「あほくす」と申します。
まじりみにおきましては,主に以下の役割をしています。
- ミクさんのMMDライブステージに必要なモノと映像データの準備
- 事前リハーサルの準備
- イラスト関係対応(イラスト制作依頼,来場者特典グッズの対応,ケーキ用イラスト作成,紙バンド作成,名札作成,スタッフ名刺デザイン)
- スタッフに対するサプライズ♪(今年はスモーク,レーザー,銀テープキャノン砲,スタッフTシャツの無断発注)
はじめに
3年間まじりみスタッフをやってみた感想なんですが,いろいろありましたけれど,適当に抜粋して次の3点に絞って書いてみたいと思います。
- なんでも言ってみるもの
- ひとりでは何もできない
- オフ会を企画したら,得られたものは実はオフ会だけではなかったようだ
1.なんでも言ってみるもの
まじりみをここまでやってみて, 一番強く思ったのは「やりたいなって思ったことを言ってみると,できるんだな」って思ったことですね。
なんでも言ってみるものです。
そもそも,この「まじりみ」が始まってしまった理由ですが,次のような経緯がありました。
まず,スタッフはみんな元々2ちゃんねる民でして,次のオフ会に参加していました。
- 2016/8/26 初音ミクシンフォニーからの2ちゃんねる突発ぼっちオフ
- 2016/9/11 マジカルミライからの2ちゃんねる突発ぼっちオフ
これらに参加したときに「来年ミクさん10周年だなあ…。いつも支えられてばかりだから何かお返しがしたいんだけどなぁ…。」などという話をし,そこから帰宅してマジカルミライのライブ最高だったなぁ…と想いにふけりながら2ちゃんねる見てたときに書きこんだ次の戯言が全ての元凶でした。
その後,(´・ω・`)さんによりオフ会スレ(※1)が立てられ…
2016/11/11-12ドクターコッペリウスからの2ちゃんねるオフ会にて(´・ω・`),あほくす,あれが合流
さらに, 2ちゃんねるにてマジカルミライのBlu-rayを見る円盤オフが開催されて,やっほーが合流
2017/3/4の初音ミク×鼓童スペシャルライブの際に集まってポリッドスクリーン試作
そこからじゃんじゃかじゃんと適当に話が進んでスタッフ一同にトラウマを植え付けたまじりみの1回目(10th WAVE re:39s!)が開催されました。
(1回目は参加されていた方はわかるのですが,見事に大失敗でして,今年のまじりみの準備状況と比較すると何もかもが準備不足でした。)
2017年の大失敗のときに,参加してくださった皆さんからの温かい声援(人を集めるだけ集めて何もできなかったので,スタッフが返金します!!!と言ったところ,返金はいらないから来年ちゃんとやれとの温かくも厳しいお言葉)をいただき,昨年(2018年)ようやくMMDライブ付きのオフ会というものを(ミスは多々あったものの)開催することができました。そして今回(2019年)はそこまで大きなミスなく,2017年の会場でリベンジを果たすことができて,やっと克服できたのかなって思いました。
ここまでの流れなんですが。
「(ひとりがただやりたいことを)言ってみた」→「(みんなが)乗ってくれた」→「やってみた」→「やらかした」→「もう。やるしかない。」→「がんばったら,なんとかできた!」って感じですね…。
言ってみた時点では,やりたかったけど,本当にやるとは思ってなかったです。
でも,今のスタッフたちが乗ってくれたので,やることができました。
そして,やってみたけど失敗しました。
それでもみんなが応援してくれました。
そこから,今度こそと思ってみんなでがんばった結果,1回目の失敗の教訓が生きたのと,みんなに支えられたのがあって,なんとかここまでできました。
言ってみたらやれる!
やってみてもうまくいくとは限らない!
うまくいかなかったのに応援してもらえた…!
報いるためにがんばったらうまくいく!
というのが,まじりみから得た教訓であり,とりあえずなんでも言ってみようと思ったところですね…。
2.ひとりでは何もできない
あのですね。
1人だと何もできないですね。
ほんとうに。
なんでかなって思うのですが,気力というか,モチベーションというか,やる気というか,必ず浮き沈みがあるので,1人でできるのは,その場のノリと勢いでできる短期決戦だけで,長期戦は本当に無理なんですよね。
2ちゃんねるで大規模にオフやりたいって言ったときについたレスがあるんですが,本当にこの通り。
ただ,想定外だったのが,4~5人集まるとこれが変わるんですね。
自分のやる気が下降気味で何もしたくないときでも,他の人はちょうどやる気が出ていて仕事を進めててくれたりするんです。
するとその様子を見て,私もそろそろやるか~とか思ったりしました。
これは別の視点では,他の人がやってるのを見てプレッシャーに感じるということでもあるのですが,逆に多少のプレッシャーを感じる環境を作ってあげないと,怠惰な私にはなにもできないということかなと思いました。
2017年の10th wave re39sに持っていくまでも約半年の期間,互いに支えあって乗り越えたと思いますし,その後の2018,2019年のまじりみに至っては1年間の準備期間,毎週Discordで通話会議をすることで,適度にプレッシャーを与えあいつつ,オフ会の実現まで行けたのかなと思います。
ひとりでできなくて困ったときは
5人くらい巻きこもう
3.オフ会を企画したら,得られたものは実はオフ会だけではなかったようだ。
オフ会を企画するとオフ会ができます。(※うまくできないこともあります(ありました)(はー死にたい))
でも実はオフ会ができるまでの間に,いろいろなものを得た気がします。(かわりにお金を失いました?)
1つ目:ミク活がはかどる。
オフ会スタッフ間で仲良くなるのですが,その結果,初音ミク関連イベントに行く頻度が増えます。
そもそもイベントに限らずミクさん関連情報に触れる頻度が高くなります。
その結果…
- あれさんのせいでMIKUEXPOの海外遠征にまで行くことになりました。海外遠征はいいぞ。観光もできるし,海の向こうのミク廃たちもおもしろいぞ。(お財布は薄くなります。)
- あれさんのせいでDDミクさんと一緒にお出かけすることが多くなりました。海外遠征にまで連れ出したわけですが,観光地でDDミクさんと記念撮影するのがもはや日常になっている。(DDさんの写真を撮るためにいろいろ行くのでやはりお財布は薄くなる。)
- あれさんのせいで,ライブ後に幕張ちゃんと一緒に美味しいご飯を食べに行くことができます。(安くないのでやはりお財布が薄くなる)
- (あれ?お財布が薄くなるのはあれさんのせいでは…?)
- (いやいや。あれさんのせいだけじゃない)
- やっほーさんにつられて,グッズをいろいろ買ってしまう。特に雪ミク。情報が入らなければ買わないものも情報がなだれ込んでくるので欲しくなって買ってしまう。(そして財布が薄くなる)
- 関東のみなさんが関東のミクイベントを楽しんでいるのを見てしまうせいで,ちょっとしたイベントでも行きたくなる。(交通費がかさんで財布が薄くなる←私は北陸の民なので毎回遠征…。)
- マジカルミライを含め様々な公演のチケットを共闘するので,チケットが自分ひとりでいたころより手に入りやすくなる。(結果,ライブを全通したりするせいで財布が薄くなる)
というわけで,ミク廃なスタッフと仲良くなることでミク活を満喫することができます。 (金がない)
2つ目: ミクさん的つながりが増えたよね。
まじりみでは,外部(ラマーズP)へイラスト制作をお願いしたり,他のイベント(みくらこ)を当日スタッフとして応援しにいったりしました。そういったところで人と接点ができると,連鎖反応的に別の方との接点も増えたりして,なんだかこれまでよりいろんな人とのつながりができた気がします。
ミク廃的繋がりが増えると,いっしょにご飯食べに行ったりしても楽しいですし,様々な情報が入りやすくなるのでとても良いです。
今後のミク活もたのしみです。
3つ目:自らファンメイドのイベントに行くようになる。
自分でMMDライブするようになると,よそのイベントがどうやってるのかも気になるんですね。
なので,高田夜桜ミクライブに行ったり,雪ミク後のDJライブに行ってみたり,みくらこ応援したり,大阪市立大学の大学祭でボカロ部のイベントに行ってみたり,いろいろと行くようになりましたね。
やっぱり,ボカロ文化の楽しいところでもあり醍醐味的なところはCGMだと思うので,自らそういった創造的な活動をされているところへ足を運ぶのは楽しみでもありますし,自分に対する刺激にもなります。
(もちろん,他所の良いところを積極的にまじりみに取り込んだりできるのもいいですね…。今年の照明演出と銀テープは,実際に「みくらこ」をスタッフとして応援しに行ったことで「お,いいな。買おう。(おい)」って思ってまじりみ直前に勝手に用意してしまいましたし)
今後もお財布と時間が許す範囲で行きたいし,積極的・主体的に参加していきたいと思います。
4つ目:スキルが増えた気がする。
本来,私はただのサラリーマンであってクリエイターでも何でもないので,「ミクさんがかわいい」くらいの知識しかなかったわけですが,なんだかいろいろやっているうちに
- MMDがちょっと使えるようになった。
- イラスト編集ソフト(Adobe Photoshop, Adobe Illustrator, SAI2など)が使えるようになった。(だが,絵が描けない(泣))
- 動画編集ソフト(Adobe AfterEffects)がつかえるようになった。
- オリジナルグッズ製作のノウハウが増えた。
- PA機器(パワーアンプ,スピーカー,ミキサー,照明,DMX機材,フォグマシン,キャノン砲)が使えるようになった。
- 農業用ポリエチレンフィルムについての知識が増えた。(いるのか?)
- 紙と印刷の知識が増えた。(スタッフ名刺の紙は厚さとコーティングにこだわりが…)
- 著作権法や千葉県の条例についての知識が増えた。(隣接著作権は複雑…。)
- イレクターパイプを使ったDIYをするようになり,木材加工,金属加工の知識が増えた。(加工はパワーだ!)
- Studio OneとV4X初音ミクが使えるようになった。(もともとV3ではボカキューは使ったことあったけど)
まじりみは自分でいろいろやらなきゃいけないせいで,なんかいろんなスキルが勝手につくみたいです。
まとめ?
そんなわけで,オフ会を企画しただけのはずなのに,なんかいろいろくっついてきている気がしています。
すばらしいですね。
ところでオフ会はちゃんと得られたことになってるの?
え…?
正直,自分自身はオフ会ではMMDのミクさんがちゃんと歌えるか…踊れるか…で精神が緊張していて,まじりみをオフ会として楽しんでいる余裕がこれまでずっとなかったですね…。
でも今年は,二次会のカラオケに参加することができたので,カラオケは気を抜いて楽しむことができましたね。(楽しかったよ。朝まで全力で最高だったよ。)
ただ,本当はやっぱり,まじりみの運営自体にもっと余裕を持たせて,まじりみをオフ会としても楽しみたいんですね。
あと,万一自分が都合が悪くなった場合にも,代役を立てて同じものを準備できるようにもしておきたいのです。今のまじりみは正直言ってまだ誰が欠けても立ち行かなくなりうる運営形態ですね…。
というわけで,次なる目標は,スタッフ各員の役割を2人以上の人間ができるようにすることだと思っています。
今はそれぞれ誰が欠けても困ってしまう感じなので,スタッフはまじりみをオフ会として楽しむ余裕に欠けていると思うのですね…。なので,私がサボっても替わりがいるものとまでは言いませんが,もうすこし余裕を持って安心した気持ちでオフ会をできるように,自分の代わりに同じことをできる人をもう1名ずつ増やしたい気持ちでいっぱいです。
それはもちろん,現スタッフが他のスタッフがやっていることの知識も身につけるという側面もありますが,可能ならいっしょにまじりみを作ってくれるメンバーを増やしたい気持ちが強いですね。
というわけで要約すると,
得られるものはいろいろあると思うので
一緒にまじりみを
次のミライを
つくってみませんか?
という勧誘です(勧誘なのかよ)
興味ある方はぜひ!よろしくお願いいたします。
公式垢にDM頂ければOKです!